Wednesday, February 2, 2011

NYCを体験してみて〜最終章〜




NYCを体験してみて

1)10代から20代の若い人間が今や自転車のトリックシーンを担っているのは間違いない。オハイオ州のThunderkillの若者にしても、サンホゼで乗っている若者も、ものすごい勢いで前に突進している。そんな無邪気な力をとても感じました。

2)それを見る大人たちは、自分たちのステージもしっかりもちつつ、非難することなく暖かく見守る人が大多数。たしかに嫉妬にかられて嫌がらせする人もいるけれど、でもそれはほんのわずかであり、気にすることもない。メッセンジャーであろうと、トリックシーンであろうと、トラック選手であろうと、みんなが一緒によりあって一つの軸を支え合っている。それが見受けられました。

3)トリックのシーンに関しては26インチだろうが、700だろうが、好きなものに乗って好きな事をやればいいというスタンス。これから26インチだっとかいう形ではなく、俺は26インチのほうが乗りやすいからと言う奴もいれば、700のほうが気持ちいいというやつもいる。流行というものではなく、自分だけの流行として物事をすすめている。

そんな中、やっぱり驚かされるのが一人一人のアイデンティティーと、コミュニケーション能力だと思う。アイデアを毎日言い合って、(例えそれが平々凡々な事であろうが)それを言い合う中で一つのヒントが生まれそれに対してみんなが賛同しはじめれば、それが一つの大きな何かになるというカレントを見いだしました。このコミュニケーション能力がいまやNYがどの世界より面白い事をしているという一番の根底にある材料なのではないでしょうか。

東京は飽和状態にあるという言葉を良く聞きます。

まだまだ飽和になるには早すぎる。こんなに大切な自分たちが築き上げてきた文化を簡単に飽和としてしまっていいのでしょうか?

1 comment:

  1. 大丈夫っす。
    福岡はゆとり世代じゃないっす(笑
    YSO

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