ウォンカはこのバージョンからフォークをNSからSADIOに交換したり、ストラップを交換したりと、色々交換はしてましたが、またすぐに交換するだろうということでいつまでたっても何にのっているか自分でさえも分からなくなるときがあるそう。
でもウォンカと二人きりで色々と話してて、彼のフィックスギアに対する気持ちがこれほどに強いものかと感じました。色々な人が700cでこそフィックスギアだとプライドを見せつけてきたり、26なんてBMXの人からしたら邪魔ものだとフィックスギアライダーに言われたりと、色々なところでネガティブな事を聞くけれど、彼はこう言い放ちました。
“俺にはBMXの友達がたくさんいる。ニューヨークのBMXライダーはみんな俺の友達だ。サンフランシスコのやつらだって、ロスにだってBMXの友達がいる。みんな俺の事を尊敬してくれる。だから俺もみんなを尊敬する。だからBMXから嫌われるなんてことは絶対にないね。それよりか、俺はBMXでできる技を普通にこの26インチでできちまうんだから、っていうかそれ以上の事ができると思う。技に限界がないし、これからももっと良い技を作れる自信もある。みんながBMXとあんまり変わらないし、もっと大技したいならBMX乗ればいいじゃんって。でも俺が思うに、あとプロのBMXライダーも言ってたけれど、26インチのフィックスとBMXじゃ全く違う乗り物なんだ。気づかないやつなんて、まだその域に達してないだけだと思う。でも、俺と同じ年齢のやつらは700でも26でも気にしない。自分の乗りたいものに乗って、永遠に成長し続ける事ができるやつが本物だと思う。だいたい俺に文句言うやつは古い考えを持ったオールドマンなんだと思うぜ。限界作ったらもうそれまだだと思うしね。あともう一つ、各地にいろんなライダーがいる。そういったライダーがいるおかげでドンドン俺も技を磨けるんだ。だから、もっともっといろんなライダーが出てくることを願うよ。”
と。
やることはやんちゃでバカだけれど、さすがだと思った。
筋がびしっとまっすぐになってるやつほど
本物はいないと思った瞬間であると同時に、
文句を言う人間を古い人間だと言っている彼の顔を見て
これこそnext generationなのだと確信をしました。
なんか弟みたいなんだけれど、しっかりした弟を持ってよかった並の感情を抱きました。
No comments:
Post a Comment